沖縄セルラー電話ってどんな会社?
配当と株主優待のこと教えてほしいな
このような悩みを解決します。
この記事の結論
- 沖縄で県内トップのモバイル事業シェア50%
- 9期連続増配中!高配当+株主優待が魅力!!
- 100株で豪華株主優待をゲットできる
目次
沖縄セルラー電話ってどんな企業?
沖縄セルラー電話(9436)は沖縄県内で「auショップ」「UQモバイル」を運営しているKDDIの子会社であり、沖縄で県内トップのシェア50%を占める通信事業を行っている企業です。
有名通信企業のNTTやKDDI、ソフトバンクに隠れていますが、企業の実力は非常に優れております。高配当+株主優待が魅力である投資先の一つであります。
沖縄セルラー電話(9436)は沖縄県内で「auショップ」「UQモバイル」を運営しているKDDIの子会社であり、沖縄で県内トップのシェア50%を占める通信事業を行っている企業です。
有名通信企業のNTTやKDDI、ソフトバンクに隠れていますが、企業の実力は非常に優れております。高配当+株主優待が魅力である投資先の一つであります。
配当について
現在、9期連続増配中であり、適時開示情報では2023年の年間配当172円予想となっており、10期連続増配が目前となっています。
配当っていつ貰えるの?
配当金が貰えるのは6月と12月になってるよ!
過去5年の年間配当金と配当性向はこのようになっています。
年間配当(円) | 配当性向(%) | |
2018年 | 117 | 37 |
2019年 | 130 | 38.1 |
2020年 | 145 | 40.1 |
2021年 | 162 | 41.7 |
2022年 | 168 | 42.3 |
2023年 | 172 |
2018年は117円でしたので、2023年の予想通りであれば、5年前と比較すると1.47倍となっています。
2013年は78円でしたので10年間で年間配当額は2.2倍になっています。
9月23日の終値は5210円で配当利回りは3.3%です。
直近1年の配当利回りは3.2%だから、
今は平均よりも安く購入できる価格だね。
9年連続増配で魅力たっぷりの沖縄セルラー電話ですが、懸念点もあります。
それは、配当性向が上昇傾向です。
配当性向ってなに?
配当性向は利益の中から何%配当に充てているかだよ
配当性向は5年平均では9.9%増加しています。純利益が5年平均で5.5%のため利益成長より大きく増配していることがわかります。
2023年の利益予想は前年比0.3%UPなので予想年間配当は173円となります。
適時開示で発表されている172円は少し控えめな印象ですね。
経営目標として、増収、増益、連続増配の3増と配当性向40%超を掲げているので今後の展開に注目ですね!
10年連続嘘つき!?
懸念点はありますが、それでも私が沖縄セルラー電話のことが大好きなのは大噓つきなところです。
予想配当金(円) | 実績配当金(円) | |
2013年 | 77 | 78 |
2014年 | 79 | 81.5 |
2015年 | 84 | 88 |
2016年 | 92 | 96 |
2017年 | 100 | 105 |
2018年 | 110 | 117 |
2019年 | 124 | 130 |
2020年 | 136 | 145 |
2021年 | 154 | 162 |
2022年 | 164 | 168 |
予想配当より実績配当が10年連続で大きい!!
増配かつ株主の期待を超えてくれるところは本当に魅力的だと思います。
株主優待について
株主優待ってなにがもらえるの?
株主優待は100株以上で3000円相当、1000株以上で5000円相当のカタログギフトをいただけます。また、5年以上継続保有の場合100株以上で5000円相当、1000株以上で10000円相当のカタログギフトにグレードアップします。
食べ物や体験型商品がたくさんあるんです
カタログギフトは見てるだけでわくわくしますよね!
優待が欲しくて投資する人がいるくらい魅力的な内容になっています。
株主優待廃止!?
優待なくなるの?
人気株主優待銘柄であったオリックス(8591)が株主優待制度の廃止を決定したと同様に沖縄セルラー電話も廃止する可能性があります。オリックスは「公平な利益還元のあり方という観点から廃止し配当による利益還元に集約することといたしました。」と開示情報には記載されていますが、株主数増による負担増が影響しているとの噂もありました。
9月30日を基準日として1株→2株へ株式分割することが決まりました。
発行済株式数が2倍になり株主総数も増える事が予測されます。
7月27日の株式分割の開示情報には、「株主優待制度は、今後の業績動向や会社方針の変更などさまざまな要因により、制度の廃止を含む優待制度そのものの見直し、またじゃないよう変更を行う可能性があります。」と記載されています。
オリックスを例に挙げると株主優待制度が廃止になる可能性がないとはいいきれませんよね。
沖縄セルラー電話に投資する際は株主優待制度が廃止するリスクも考えて投資する必要があるでしょう。
自社株買いについて
これまでに発表されている自社株買いはこちらになります。
取得株式数 | 取得総額 | |
2021年 | 600,000株 | 20憶 |
2022年 | 700,000株(予定) | 30憶(予定) |
自社株買いは2020年から市場買付けにて開始されています。
発行済み株式総数の2%程度になりますが、下値支え+株主還元の姿勢が見られるのは投資先としては非常に嬉しいですよね。
筆者の考える投資判断の基準
私は投資する銘柄を選ぶときに以下の基準を元に銘柄を選別し、タイミングを見計らって投資をするように心がけています。
筆者の考える投資判断(配当)の基準
私は投資判断(配当)の基準として、20年後の配当利回りが5%(税引き後4%)を超えると予想出来る銘柄にへの投資を行っております。沖縄セルラー電話は配当利回りが10年間で2.2倍になっているので、今投資するとと10年後には配当利回りが6.6%可能性があります。
そんなに上手くいくとは限らないと思われる方もいるかと思いますが、過去の実績は投資を検討するにあたって非常に有用な情報であると考えます。特にコロナショックのような〇〇ショックが起きた年に配当がどうなったのかは確認するべきと思います。配当維持か増配なら投資を検討してもよいと思いますし減配なら〇〇ショックが起きた際に今後も減配する可能性があるので投資する際には注意が必要であると考えています。
その点、沖縄セルラー電話は増収増益かつ増配しているので投資を検討してもよいと考えます。
筆者の考える投資判断(タイミング)の基準
私は投資判断(タイミング)の基準として、過去の配当利回りの平均値をベースに考えています。マネックス証券の銘柄スカウターでは過去(上場来、3年、2年、1年)の配当利回りの最大値、平均値、最小値を調べる事ができます。
その中で、一番配当利回りが大きい平均年の平均値以下のタイミングで投資すると決めています。また、最大値に近いほど株価下落リスクを回避できると思います。
沖縄セルラー電話では、過去3年平均の3.26%(5276円)以下のタイミングで投資を検討し直近のチャートを元に買いたい株価を設定しています。現在は5050円以下(株主優待込みの総利回り4%)で大きく買い集めたいと考えています。
まとめ
沖縄セルラー電話に関する情報について解説してきました。
最後に、本記事でもっとも重要なポイントを3つまとめます。
- 沖縄県内でトップシェア占める通信事業サービス会社
- 9期連続増配中であり、10期連続増配目前
- 株主優待は豪華だけど廃止には注意