【三菱UFJ徹底解説!】優良高配当銘柄!低金利で稼げないはウソ?ホント?

2022年11月18日

※本ページはプロモーションが含まれています

妻

三菱UFJフィナンシャル・グループってどんな会社?
低金利でも稼げてるってほんと?

このようなお悩みを解説いたします。

この記事の結論

  • 低金利でも過去最大の純利益1兆円予想
  • 過去10年で年間配当は2.15倍
  • 投資推奨優良銘柄だけど買うのは今じゃない

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行を中核とする国内最大の金融グループです。全国に支店やATMがあるので親しみがある方は多いのではないでしょうか。

事業は銀行業務、信託銀行業務、証券業務を中心に、クレジットカード、貸金業務、リース業務、資産運用業務、その他業務を展開しています。

銀行業は高金利で好業績、低金利で業績悪化のイメージを持っている方が多いと思います。現在の日本はゼロ金利政策とっているので低い金利で推移してます。

イメージ通りですと業績は悪いとなるのですが、三菱UFJフィナンシャル・グループは好業績を残しています。

2022年の業績目標は1兆円としています。

11月17日時点では1株717.7円、100株を約7万円で購入できます。
1株が比較的安い銘柄なので初めて投資をする方も買いやすい銘柄ではないでしょうか。

ただかぶ
ただかぶ

この記事を読んで、三菱UFJへの投資判断の参考にしてね!

まだ、証券口座を持っていない方は、ただかぶも利用している松井証券がオススメです。

高配当投資を始める方は手数料にお金をかけたくないですよね。

一日の約定代金50万円まで手数料0円です!米国株の取引きも出来るのでぜひ。

日本株(現物取引・信用取引)・米国株・投資信託・FX・先物取引・NISAなどの豊富な投資サービスを取り扱うネット証券会社の松井証券です。シンプルな手数料体系、豊…
h.accesstrade.net
妻

三菱UFJに投資するメリット・デメリットを教えて

三菱UFJフィナンシャル・グループに投資するメリット・デメリットはTwitterでも紹介させていただきました。

https://twitter.com/tadakabu/status/1584853538311933952
ただかぶ
ただかぶ

詳しく知りたい人は最後まで見てね

スポンサーリンク

三菱UFJフィナンシャル・グループってどんな会社?

まずは三菱UFJフィナンシャル・グループの沿革やビジネスモデルについて見ていきましょう。

会社概要

三菱UFJフィナンシャル・グループは2001年に設立されました。従業員数は135,049人。
「世界が進むチカラになる。」の実現を目指して活動されています。

資本提携は多岐にわたり、アメリカのモルガンスタンレーやベトナムの国有銀行ヴィエンティンバンク、フィリピンのセキュリティバンクと提携しています。

また、インドネシアのバンクダナモンへ戦略出資しています。

事業内容

三菱UFJフィナンシャル・グループは、主に以下の7つの事業を展開しています。

デジタルサービス事業本部(DS)デジタル金融サービスの提供、デジタルトランスフォーメーションの推進
法人・リテール事業本部(R&C)貸出、資金決算、資産運用や相続・不動産、事業・資産承継の提供
グローバルCIB事業本部(GCIB)商業銀行機能と証券機能など付加価値の高い方法を提供
グローバルコマーシャルバンキング事業本部(GCB)米国と東南アジアのお客様向けに金融サービスの提供
受託財産事業本部(受財)資産運用・管理、年金に事業にコンサルティングや運用力、商品開発力の向上に取り組んでいる
コーポレートバンキング事業本部(JCIB)貸出や資金決済、外国為替、M&A、不動産ビジネスを提供
市場事業本部(市場)債券・為替・株式と資産・負債管理業務を担当

( )の略語は決算ハイライト内で使用されているので参考にしてください。

ここからは三菱UFJフィナンシャル・グループの配当金について見ていきましょう。

13期連続増配or配当維持

妻

配当っていつ貰えるの?

ただかぶ
ただかぶ

配当金が貰えるのは6月と12月になってるよ!

過去5年の年間配当金と配当性向はこのようになっています。

年間配当(円)配当性向(%)
2017年1826.4
2018年1925.5
2019年2232.9
2020年2561
2021年2541.3
2022年2831.7
2023年32(予想)

株主還元の基本方針として、配当は「安定的・持続的な増加を基本方針として2023年度まで配当性向40%への累進的な引き上げをめざす」と明記されています。

2023年は32円予想であり、配当性向は35.6%となります。業績が予想通りに着地した場合、配当性向40%に年間配当金は35.9円となります。

自社株式取得は「資本効率の向上目的として、業績・資本の状況、成長投資の機会および株価を含めた市場環境を考慮し機動的に実施」と明記されています。取得額に差はありますが、毎年実施されています。株主還元を意識されていることがわかりますね!

取得した株式は消却されています。自己株式消却に関しても株主還元の基本方針の中に「保有する自己株式の総数の上限を、発行株式総数の5%程度を目安とし、それを超える数の株式は原則として消却」と明記されています。

流動性を確保しようとする姿勢が伺えますね。

配当金がどれくらい増えているのか見ていきましょう。

過去10年で年間配当は2.15倍

10年前(2013年)の年間配当金は13円でした。
10年後(2022年)の年間配当金は28円です。

28÷13=2.153…で約2.15倍となっています。

年平均ではどれくらい増配しているのかも確認してみましょう。

平均増配率は過去10年で7%5年で9.4%となっています。

妻

これがどう役に立つの?

株式投資の世界では「歴史は繰り返される」と言います。
ニュースや新聞などをみると将来を予測する際に必ずと言っていいほど過去の事例をあげられています。

将来のことは誰にもわからないので経験則からヒントを得ようとするにはわかりますよね。配当についても同じように考えると、長期高配当投資の銘柄選びの参考になるかと思います。

過去の配当実績から未来の配当利回りを予想してみましょう!

過去10年で配当金2.15倍なので、11月17日の終値で買付をすると4.45%(配当利回り)×2.15=9.56%

10年後には配当利回り9.56%も期待できるということです! 
筆者は投資をする際に配当性向も確認しています。

過去10年の平均配当性向は31.8%

妻

配当性向ってなに?

ただかぶ
ただかぶ

配当性向は利益の中から何%配当に充てているかだよ

配当性向が高すぎると設備投資などの事業を拡大する資金がなくなってしまうので注意が必要です。配当性向の安定は業績の安定とも言えます。

業績の変動が大きいと配当金の変動も大きくなる可能性があるので安定感重視の高配当投資にはむかないでしょう。

自社株買いについても見てみましょう。

自社株買いの実績

株主還元に積極的な企業ということがわかりますね。

ここからは業績と株価指標についても見ていきましょう。
まずは、業績について見てみましょう。

低金利では稼げないってホント?

こちらは三菱UFJの通期業績推移です。

銀行セクターのP/L(損益計算書)は他のセクターと違うので知っておくべき知識があります。一般的な売上高は経常収益にあたります。本業の稼ぐ力は、一般的に営業利益で確認しますが銀行セクターのP/Lでは記載がありません。なので、経常利益で確認します。

上の図は経常収益と経常利益の推移をのせています。
売上高は2011年経常利益は2009年を底に上昇していることがわかりますね!

ここからは、未来の業績について見ていきましょう。

企業の目指す姿を知るために中期経営計画を確認していきましょう!

新中期経営計画の基本方針に戦略の3本柱「企業変革」「成長戦略」「構造改革」があります。成長の先の財務目標として、ROE7.5%(現在6.69%)を掲げています。

成長戦略では、国内に留まらずグローバル展開を行っていこうとする姿勢が見られます。

低金利でも2022年の業績目標は1兆円過去最大の純利益予想!!

11月14日発表の2023年3月期第2四半期決算では、MUB株式譲渡時に特別利益として4481憶円を計上すると、1兆円利益への進捗率は68%と好調な進捗となっています。

内訳として、業務純益は前同比+2577憶円増益の8952憶円、成長戦略が着実に進捗し雇用部門の営業純益は前同比+2184憶円増益でした。

マイナス要因としては、与信関係費用総額-5000憶円、経常利益-6500憶円(MUB譲渡決定に伴う会計処理の評価額)でした。

現在、業績下振れリスクとして問題視されているのはMUB保有債券などの評価損です。損失額は-2319憶を計上していますが、すでに業績には織り込み済であるので余程のことがない限り、MUB要因での下方修正はないでしょう。

次は株価指標について見てみましょう。

PBR0.52倍と割安なのに評価されていない

PBRは株価純資産倍率のことです。
PBR1倍未満になると市場価値が企業の本来の価値より低く割安であると言えます。

業績が悪く割安になっている銘柄は多くありますが、三菱UFJは安定的な業績となっています。

PBRの推移を確認すると直近1年は0.43~0.58倍で推移しています。1倍未満で割安水準なのがわかりますね。

株価はこのようになっています。

三菱UFJフィナンシャル・グループ 5年週足チャート

コロナショックで一時的な下落はありましたが、すでに回復していますね。

三菱UFJフィナンシャル・グループの株主に対して、オンライン株主セミナーを開催しております。無料で視聴することができるので。より詳しく知りたい方にはおすすめです。

今後の展望

私のブログを読んでいただいてる方は高配当投資銘柄として、三菱UFJフィナンシャル・グループの投資判断はどうなんだと気になる方が大きと思います。

筆者の考える投資判断の基準

私は三菱UFJフィナンシャル・グループへの投資はありだと考えています。現に私自身三菱UFJフィナンシャル・グループへ投資をしています

私は投資する銘柄を選ぶときに以下の基準を元に銘柄を選別し、タイミングを見計らって投資をするように心がけています。

筆者の考える投資判断(配当)の基準

私は投資判断(配当)の基準として、20年後の配当利回りが5%(税引き後4%)を超えると予想出来る銘柄にへの投資を行っております。三菱UFJフィナンシャル・グループは配当利回りが10年間で2.2倍になっているので、今投資するとと10年後には配当利回りが9.79%の可能性があります。

そんなに上手くいくとは限らないと思われる方もいるかと思いますが、過去の実績は投資を検討するにあたって非常に有用な情報であると考えます。特にコロナショックのような〇〇ショックが起きた年に配当がどうなったのかは確認するべきと思います。

配当維持か増配なら投資を検討してもよいと思いますし減配なら〇〇ショックが起きた際に今後も減配する可能性があるので投資する際には注意が必要であると考えています。

筆者の考える投資判断(タイミング)の基準

私は投資判断(タイミング)の基準として、過去の配当利回りの平均値をベースに考えています。マネックス証券の銘柄スカウターでは過去(上場来、3年、2年、1年)の配当利回りの最大値、平均値、最小値を調べる事ができます。

その中で、一番配当利回りが大きい平均年の平均値以下のタイミングで投資すると決めています。また、最大値に近いほど株価下落リスクを回避できると思います。

三菱UFJフィナンシャル・グループでは、過去3年平均の4.74%(675円)以下のタイミングで投資を検討し直近のチャートを元に買いたい株価を設定しています。私は640円(配当利回り5%)付近で買い増を検討しています。

現在の株価719.5円では静観し、再び下落してくるタイミングを待ちたいと思います。

まとめ

三菱UFJフィナンシャル・グループに関する情報について解説してきました。

最後に、本記事でもっとも重要なポイントを3つまとめます。

  • 低金利でも過去最大の純利益1兆円予想
  • 過去10年で年間配当は2.15倍
  • 投資推奨優良銘柄だけど買うのは今じゃない